正睡眠と逆睡眠
正睡眠と逆睡眠を示した表を見ると、2つの睡眠の様子があまりにもちがう点に驚かされます。
逆説睡眠にはいると全身の筋肉がぐったりしていますが、ときどき特に顔や手の筋肉がピリピリと痙攣状に動くのが見られます。
また、いびきがピタリと止まるのもこの時期で、つまり、ゆるんでいた一部の咽の筋肉が緊張するためです。
脈搏や呼吸数は全体的にややふえますが、特に限球がはげしく揺れ動く時には、脈搏が躍り、呼吸は息をつめたように浅く、血圧も急に上がります。
これらはみな自律神経のいちじるしい乱れによるもので、したがってこのREMの時期に脳出血や心臓発作、喘息の発作などが多いそうです。
夜間に起こるテンカンの発作なども、このREM期に多いと言われます。
私自身も徹夜マージャンでテンカンを起こす人を知っていまますが、発作は、考えてみると、ちょうどREM期に一致していました。
お通夜を勤めてたまらなく睡魔におそわれるのも、この時期のようです。
脳出血はこの時期に起こる脳血流の増加にも関係するのは当然でしょう。
ただ、フランスベッドであるかどうかなどはあまり関係がないようです。