食卓は子どもにとって"心の栄養"をとる場 2
母親が趣味の会やテニス、バレーボールといったスポーツ・クラブに入っている・・・
あるいはボランティア活動に熱心な場合、昼食とか夕食を用意しておいて、子どもにさきに食べさせるというケースもめだちます。
東京・文京区のある小学校や板橋区の小学校では、こうした孤食児のために、ユニークな学校給食を実施しています。
学年のちがう子どもたちを4人ずつ向かいあわせにすわらせ、おしゃべりをしながら食事をさせるというものです。
そのために特別な食堂までつくったというのですから、学校側が孤食という間題をいかに深刻に受けとめているかがわかります。
あらためて考えてみるまでもなく、家族といっしょに食事をする、おしゃべりをしながら食事をするという、こんなごくあたりまえのことが家庭のなかでできていないところに、「豊かな食生活」のウラにかくされた貧しさが感じられるのです。
・・・と同時に、この孤食という問題は、食事とはいったい何なのかを考えさせられるテーマでもあります。